【解決策】”時間も費用もない”時に建築模型はどうする?

0

管理人テコです^^ノ

最近、ちょっと切なくなるお話がありました。

「模型は作らないというか、作れないんです。」
「そうですよね。お忙しいですもんね。」

そんな選択をせざるを得ない営業さんに会い、
テコは建築模型のデメリットの再確認と、
その解決法を考えました。

「そんな予算ないよ」と一蹴

あなたには上司はいますか?

その上司はあなたの意見を
どのくらい汲んでくれますか?

一蹴だったそうです。

模型を発注する予算の獲得は
この一言で夢と散ってしまったんですね。

小さな会社ならなおさら。

設計から最後まで任されるのは嬉しいのに、
思い通りの仕事をすることができない。

予算があれば模型にできるのに・・・

もし、会社に潤沢な資金があれば・・・
もし、上司がもうちょっとマシなら・・・

なんてつい考えちゃいますよね。

模型って、
ほとんどの住宅メーカーのプレゼン予算から
真っ先にカットされるツールなんです。

本来は、最もお施主さんにとって重要な
プレゼンツールことに早く気づいて!

予算はそう簡単に動かせるものではありません。

ですから、
上司の一言で諦めてしまう気持ち、
私もよくわかります。

私も、ある工務店に
「CGあるし模型に予算なんてないよ^^」
と、バッサリ切られたことがありました。

悔しい気持ちはありましたが、
無理してお付き合いする必要もなく、
なんの交渉もしないままその場を立ち去りました。

「予算があれば模型にできるのに・・・」

なんて切ないデメリットなんでしょう;;

時間があれば自分で作るのに・・・

上司に一蹴されたものの、
諦めずに次の手を考えることはできます。

自分で作るという選択です。

そんな方の立場に立ったつもりで、
当サイトやYoutube動画チャンネルを
無料で公開しているんです!

とはいうものの、
今度は作る時間がないと
失望してしまうんですよね。

テコも、
設計事務所にいた頃は
終電時間までせっせと働いていました。

幸い、模型は必ず作る事務所だったので
自分で作る時間は確保できました。

巷の設計事務所では時間がないのが
当たり前なのかもしれません。

本当はその時間こそが重要なのに、
自分で作ることができない。

なんて切ないデメリットなんでしょう;;

解決法:実はないんじゃないか?

ちょっと、ギクッとしました。
解決法なんてないんじゃないかって。

実際、ないんです。。。

一生懸命探したんですが、
お金もない、時間もないとなると、
もう頼るのはボランティアやオープンデスクくらい。

オープンデスクを募集する


オープンデスクとは、
簡単に言えば、「勉強においでよ」ということ。

学生さんや、その道のプロを目指す方に
会社の中で実務体験してもらうんです。

メリットは、
体験・教育であることを理由に無給で
募集できる点。

デメリットは、
その反面、社会的に無給であることが
本当にいいのかどうかという点。

ちょっと微妙なオープンデスク制度は、
以下で確認することができます。
JIAの研修制度
社団法人 日本建築家協会 オープンデスク制度規則

JIA(建築家協会)に登録していない建築事務所さんは
オープンデスクをどのように進めればよいのか、
とても難しい時代です。

諦めて作り始める

一般的な模型のイメージというと、
きれいに作りこまれたカラー模型でしょう。

でも、これって検討に検討を重ねた結果であって、
実際にはここまで作る必要なんてありません。

色は必要ありません。
イメージを固めてしまう恐れがあります。

素材も必要ありません。
イメージを固めてしまう恐れがあります。

大きく作る必要もありません。
2つ目以降大変でしょ^^

模型は、
小さく、かつ明確シンプルが一番です。

工夫を集めてオリジナルにする

最近のプラン検討は
まず間違いなくCAD(パソコン上)で行われます。

そのデータをそのまま使えば、
模型の作り方は何パターンも考えられます。

1.図面をシールに印刷
2.切りやすいボードに貼る
3.ボードを組み立てる

この作業を簡略化すればいいだけなんです。

まとめ:作った後のメリットが大きい

模型を作ると何が起こるか?
をちょっと確認してみます。

・立体での理解が瞬時にできる
・立体だと生活の想像がしやすい
・想いや意見を説明しやすい
・検討から竣工以降まで活用できる
・子供が参加する
・スタッフの理解が早く仕事がはかどる
・設計者本人も矛盾を見つけやすい

など、
実はそれ以外にも有益なことが結構あるんです。

結論、

「切ないデメリットはあるものの
製作を簡略化して理解を深めることで
トータル的にメリットが大きい」 
 

ので、

「作らなかった後のデメリットを解決できる」

ことを考えると、

「作った後のメリットに向かって頑張ろう!」

となります。

だから、
模型を作る建築事務所さんは、
手づくりで手間が掛かっても
そこに時間を費やすんですよね。

それでも模型を作らないなら・・・

テコもお手上げです^^;

0

関連記事

  1. 【解決策】不安や不満をアンケートやメルマガで解消しよう!

  2. 【解決策】★意外な第1位★住宅模型を作りたい方々の悩みトップ3

  3. 【解決策】建築学生の卒業設計で困ること3つとその準備を考えよう

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

カテゴリー

  1. 5階建共同住宅の分解模型

    2019.11.12

  2. カフェ併設の住宅をスケール75分の1のスタディ模型に

    2019.10.27

  3. 【マンション】レトロな昭和へタイムスリップ!世界に一つの個性派…

    2019.10.24

  4. タウンライフ家づくりの口コミ・評判が悪い理由を4つ上げてみました

    2019.10.20

  5. 新潟旅行で見学した住宅見学会。自然派住宅と段ボール模型

    2019.10.13

  1. 【家づくりに効く動画7/7】復習!住宅模型の本当の使い方(おまけ動…

    2018.11.27

  2. 【家づくりに効く動画6/7】100均の材料と道具で作れる住宅模型動画

    2018.11.26

  3. 【家づくりに効く動画5/7】アンケート「住宅模型って知ってる?」認…

    2018.11.25

  4. 【家づくりに効く動画4/7】新築検討で意外な住宅白模型の使い方

    2018.11.24

  5. 【家づくりに効く動画3/7】検討模型って何?を7つの模型でお話します

    2018.11.23

管理人プロフィール

teco(テコ)

管理人テコです。『もけると』はライター登録された建築家や模型職人や学生や施主の皆さんによる住宅のスタディ模型事例投稿サイトです。