【Q&A】住宅模型の素材って何ですか?どれを選べばいいの?

素材は何を使っているの?

管理人テコです。

テコは長年、
カッターで切ることができる
”紙模型”を作り続けてきました。

でも、
「模型って何で作るんですか?」

という疑問は一般的なことなんだと
しばらくの間気付きませんでした^^;

住宅模型の素材

そこで、どんな材料で作られているのか
簡単にご紹介しますね。


・木製模型
・紙模型
・樹脂1模型(機械カット)
・樹脂2模型(3Dプリンター)

上記の分類でお話しします。

【木】ぬくもりが素敵な自然素材

何百年も前、
日本の大建築物、特にお寺や神社などは
大工さんがミニチュアサイズを造り
構造やデザインを確認したそうです。

そんな昔からの素材が今も使われています。

ホームクラフト木製建築模型

ホームクラフトTAKAHASHIさんの木製模型

手作りですから手間が掛かっているのは
想像しやすいですよね。

【紙】一般的な素材はスチレン+紙のボード

最も多い住宅模型の素材は、
スチレンを紙でサンドしたスチレンボードです。

ひな形光夢さんのスチレン製住宅模型

ひな形光夢さんのスチレン製住宅模型

木材を加工するよりも簡単で、
比較的誰でも購入と製作ができます。

ですが、やはり手作りです。
手間は掛かるものです。

【樹脂1】機械カット&ハンドメイドのプラスチック製

機械でカットしたプラスチックの板を
組み合わせて作られる模型。

有限会社ハーベスト模型倶楽部さんのプラスチック模型

有限会社ハーベスト模型倶楽部さんのプラスチック模型

プラスチックと言っても種類は様々。
主なものはアクリル、ABSでしょうか。
場面や予算に応じて使い分けています。

【樹脂2】3Dプリンターによるプラスチック模型

ここ数年で一般にも知られるようになった
3Dプリンタは住宅模型にも使われています。

Primal Design.Labo合同会社さんの樹脂模型

Primal Design.Labo合同会社さんの樹脂模型

プラスチック模型と同じ素材もありますが、
主に、PLAとABSが使われているようです。

近年では環境にやさしい樹脂も開発されて
可能性は無限大。

素材ごとのメリットとデメリットは?

【木】独特の経年劣化に注意

ハンドメイド感が大いに出る木製模型。
温かみがあって好まれる素材です。

手間が掛かり重いというデメリットはありますが、
独特の経年劣化はメリットにもデメリットにもなります。

木材の種類でもまた大きく異なり、
木製模型の制作者にその違いを聞かなければ
数年後の姿が思った通りじゃなかった・・・
なんてこともあるので注意が必要です。

選択が適切なら、
どの模型にも勝る”変化する”
味のある模型になります。

【紙】もろくて色褪せるだけ?

紙模型は軽くて作りやすいのですが、
どの素材に比べても、
もろくて劣化しやすいデメリットがあります。

ではどうして作られるのかというと、
価格と用途ではないでしょうか。

一定期間必要な検討模型は
やはり安くて早くできる紙模型が人気です。

また、木製と同様、
人のぬくもりが感じられるということで
依頼される方も多いのが特徴です。

【樹脂1】実はハンドメイド感×重量感あり

全自動で作られると思われている方も結構多いようで、
手作りの要素を伝えると驚かれます。

素材をカットする以外は大体が手作りなんです。
カットした素材を溶剤で一つ一つ
接着して組み立てられるんですね。

何気に手間が掛かるのです。

やはりメリットは頑丈!
これは想像できるでしょう。

でも、デメリットもあります。
重くて破損したときの修復がかなり面倒。

【樹脂2】データ化というデメリットが
あるも魅力的

3Dプリンターの模型は
大手企業も参入する魅力的なものです。

デメリットはないように感じますが、
実はかなり手間のかかるものです。

データは3次元データにする必要があり、
そのデータにミスがないのが前提です。
打ち出した模型は”バリ”を外しきれいに処理し、
完成させます。

強度も経年劣化も申し分ないですから、
今後の進化でより低価格の模型になるでしょう。

で、どれを選べばいいの?

これまで素材で模型を見てきましたが、
では、一般の方がどれを選べばいいのか。

その答えをいくつかご紹介します。

【用途】いつ使うか、どこで使うか

最も区別しやすいのは用途です。

まだプランも決まらない初期段階では
樹脂製、木製の模型は負担が大きいです。

作ったものの、価格も張るし重量もあるし、
処分に困ることにもなります。

なので、

・企画検討段階なら紙模型
・保存展示用なら木製、樹脂製模型

とするのが良いでしょう。

【価格】見積もりを取るのが一番です

価格で素材を決めることもあります。
やはり模型は高い印象が根強くあるため、
数万円の制作費に躊躇してしまうのは当然です。

テコとしては、
数万円で一生の買い物を左右する
重要なポジションに模型がいると確信していますから、
できる限り模型を活用してもらいたいんです。

とはいえ、
予算はそう簡単には動かせません。

結果、見積もりを取って
予算に見合った模型を製作することになります。

・予算がない場合は紙模型
・予算がある場合は樹脂製模型

これが一般的でしょう。

木製模型は、価格以上に
見た目、コンセプトを重要視する傾向があるため、
予算云々で素材を変えることは稀です。

【好み】結局、これが何より大事かも

3Dプリンターが登場した当時は、
手づくりの模型を作る職人たちは
気が気ではありませんでした。

だって、「職人いらないんじゃない?」
なんて恐ろしい事態が予測されたからです。

でも、
フタを開けてみると、
意外な住み分けができてきたんです。

それが”好み”です。

木製模型、紙模型は
もろくて経年劣化に注意が必要ですが、
ハンドメイド感が強く人間味を感じます。

どんなに世界が進化しても、
そこにいるのは人間ですから、
古き良きものが完全に廃れることは
実は滅多にないのではないでしょうか。

ということで、

好みで選ぼう!

という選び方もオススメです^^

最後に

いかがですか?

模型は何のために存在するのか、
住宅業界の中ではまだまだ浸透していません。
(理解しているフリをしている営業が多すぎる・・・)

でも、一般の私たちの住環境が成熟し、
より快適に暮らしたいと考えるようになると、
家の在り方は新たな局面を迎えることになります。

模型の素材の選び方について書きましたが、
最終的には、

『暮らし方を想像&創造』

することにフォーカスされるんだと思います。

最高の住まいが建てられるように
模型職人は応援していますよぉ!^0^!

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管理人テコ

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