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便利ツール:建築系(特に学生)のChromebook購入は時期早々なのでやめよう

動画時間
8分46秒
難易度
易 ①・2・3 難

建築学生さんは特にパソコン選びには気を付けてください。

※質問は「新もけると談話室」で受け付けています。

建築学生がChromebookを購入することは厳しいとの視点から説明されています。これは主に、ChromeOS上で使用可能なCADソフトウェアがほとんど存在しないためです。WindowsやMacでは一般的なCADソフトウェアが使えますが、ChromeOSでは対応しているものがほぼありません。LinuxをベースにChromebookでJW CADをインストールし使用することは可能ですが、これが難しく、特に日本語対応が困難だと述べられています。また、メールソフトや印刷に関してもChromeOSでは苦労する場面があると指摘しています。
Chrome OSは細かな設定が難しいため、印刷などのタスクでも不便さを感じるかもしれません。また、現在のChromebookのスペックでは、オンラインゲームが重くて遊ぶことが難しいという問題もあります。ChromebookにWindowsをインストールできるという情報もあるものの、安いモデルでは対応しておらず、高スペックのChromebookでないとWindowsのパフォーマンスもイマイチです。建築学生なら、必要なソフトウェアを問題なく動作させられるWindows PCを、デザイン系の学生ならMacを購入するのが良いでしょう。購入時には、使用するソフトウェアの推奨スペックをチェックし、それに合わせたモデルを選ぶべきです。
建築系の学生や職人の視点から、Chromebookは費用効果は良いものの、CADや3Dプリンター用のソフトなど特定のソフトウェアを動かすのに必要な処理能力を持っていないという問題があります。これは、10年物のWindowsパソコンや32ビット処理能力のWindows7が対応できない64ビット対応ソフトウェアが増えていることにも起因します。例えば、ベクターワークスは64ビットでないとビューワーすら動かないという状態です。
そして、自分が就職したい会社の使用するソフトウェアに合わせたPCを選ぶことが重要で、大手ゼネコンならオートCADを使えるWindows、デザイン事務所ならMacが良いといった具体的なアドバイスがあります。
しかし、模型職人の場合は、スマホでも仕事が可能であり、Chromebookでも問題ないことが示されています。
最終的な結論として、建築系の学生に対しては、Chromebookの購入は時期尚早であり、既に購入した場合はスペックに見合った新しいWindowsパソコンかMacの購入を考えるか、最新のうちに売却を検討するべきであると述べられています。

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