【2022年目標】建築模型で「ゼロ・エコノミー:未来貯金箱」を実践するコミュニティとは?

テコです。

最近、嬉しいことがありました。コミュニティ「もけると」の中の人を「住人」と呼んでいるのですが、その住人の一人が模型製作を替わりに請け負ってくれる人の募集をしたんです。小さなコミュニティですけど、すぐにピンチヒッターが現れてマッチングが成立したんです。

もし、建築学生さんがもっとこの中に増えれば、これから書くことが現実に起こっても不思議じゃないお話をします。というか、すでに住人みんなでプロジェクト化しています。

結論、「捨てられるはずのモノが未来の価値になる」というお話です。

問題点:捨てられる現実

建築学生さんなら絶対に経験する悩み。それは、せっかく作った課題模型を捨てなければならないという現実。テコもそうでした。課題のたびに大きな模型を作っては運搬に苦労します。持って行ったら持っていたで先生にひどい評価を浴び、最後は何もなかったかのようにゴミ箱へ捨てられる。

「そばに置いておきたい・・・」

「僕の設計はこんな程度の価値なのか?」

そんな想いはすべて水に流されてしまいます。

模型を目の前にする建築学生

事例:時間とお金も捨てられる

このまま課題のたびに模型を作っては捨てての毎日を過ごすと、それが当たり前のような錯覚に落ち入ります。でも、こんなことを繰り返していると、ある時「とんでもないことになるかもしれない」と感じることがあると思います。テコはそれに気づくのが遅すぎたがために、思い切ったプレゼンができず、結局は失敗に終わっています。大学内で1番どころかベスト3にも入れず、手伝ってくれた人たちにお礼することすらままならなくなってしまったんです。

そう、卒業設計です。何よりも時間を掛け、場所を取り、人が関り、お金の掛かるあの卒業設計です。これまでの課題同様、最大限の努力を経て完成した模型がまた捨てられるという現実にブチ当たるんです。まるで時間とお金も捨てているかのような感覚も味わいます。せめてポートフォリオにまとめて就活に活かしたい・・・。できれば模型も何とか救いたい、ですよね。

解決策:助け合い価値を創出

もけると」 は元々建築模型の作り方動画をシェアする場所でした。新たにコミュニティ機能を追加して、助け合いと価値の創出をしています。大して大きなことはしていません。「小さなことからコツコツと」、「身の回りのことからコツコツと」です。

建築模型つながりのコミュニティなので、模型写真の共有やコンペへの参加やサポートしてくれる人探し、学校の悩みを相談する人もいます。

先日はコンペ参加にも参加できました。残念ながら1次通過で終わってしまいましたが、面識のない4名がチャットだけで仕上げた力作模型です。参加者はテコ(模型担当)以外にママ模型士(企画)、模型職人になりたい男性(図面作成)、猫好き女性(アドバイザー)、バスの運転手(応援専門)といった具合にバラバラです。住人には他にも建築家、VR作家、ロボット教室の先生、建築学生と十人十色。それぞれの得意を持ち寄ってそれぞれの苦手をサポートし合えるコミュニティへと成長中です。

コンテスト「猫の棲家」に応募した時の模型「窓辺」の表と裏
コンテスト「猫の棲家」に応募した時の模型「窓辺」の表と裏

解決策:ゼロ・エコノミー

ところで、タイトルにもある「ゼロ・エコノミー:未来貯金箱」って何?というお話です。これはテコが創った造語です。価値がゼロかと思われていたものが経済に乗っかって命を吹き返すという意味で、未来貯金箱=コミュニティを意味しています。

実は、コミュニティの中で「もけるとプロダクション」を作るプロジェクトが動き始めています。テコが隠し持っていた模型レンタルのサイトをコミュニティの住人みんなでリニュアルするプロジェクトです。
これ、何がすごいかというと、自分の作品、すなわち、模型をレンタルできるんです。模型に限らず、図面やCGパースもオリジナル(施主が存在しない空想上の)作品なら掲載することができます。そして、レンタルされたら報酬が発生するんです。

例えばですけど、報酬ではなく、ポイント化して卒業設計まで貯めれば、貯めたポイント分のスチレンボードや材料をプレゼントするなんて良くありません?今まで課題に提出したら捨てられていた模型を何とか保存して置いて、貸し出しのオファーが発生すれば数年後の卒業設計の資金調達になるんです。ある意味未来のための貯蓄ですから「未来貯金箱」と言えます。

ドラマなどの背景で使われた模型たち
ドラマなどの背景で使われた模型たち

限定:妄想建築コミュニティ

もけると」 のコミュニティは有料です。ごめんなさい。維持管理を考えると月々330円のお家賃を住人の皆さんから頂かなければなりません。セキュリティ面や嫌がらせ対策のためにも無料は避けたいと考えています。それに、コンペなどの企画の費用は 「もけると」 持ちにしてできるだけ気軽に企画を楽しんでもらいたいとも考えています。

とはいえ、ゼロ・エコノミーという考え方に共感して未来貯蓄したいとかんがえてくださるのであれば、 「もけると」 とても価値ある場所だと思います。一般的なコミュニティは、「ファンクラブ型」「スクール型」「プロジェクト型」「コミュニティ型」の4つに分類されます。 「もけると」 はそのどれにも属していて、住人それぞれに重点は違います。建築学生さんならすべての「型」を使い倒すくらいの楽しみ方をしてもらえたら嬉しいんです。

未来のために貯める
未来のために貯める

まとめ:2022年はもうそこ

もうすぐ、2021年は終わりを迎えます。2022年は何をしようと悩んでいたら 「もけると」 の無料会員でまず建築模型の作り方を学ぶのも良いと思います。あわよくば、コミュニティ妄想アパートメントもけると」の住人になって「ゼロ・エコノミー:未来貯金箱」を実践してみるのもオススメです。

住宅白模型職人teco

妄想アパートメントもけるとの住人です。
住宅白模型を製作する職人です。

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