「建築模型の受注の手段は?」に対するイマドキの勝ちパターンを紹介します

建築模型(特に住宅、家の模型)を学んだのに、「受注の仕方が分からない」方は意外と多いんです。そこで、この記事ではイマドキの勝ちパターンとなっている受注方法をご紹介します。誰でも簡単に依頼がもらえる方法(ただし、それなりの模型スキルは必要)といっても過言ではないので、早く実践したい方は始めてみると良いかも知れません。参考にしてみてください。

頂いた質問内容

まずは、頂いた質問内容をご覧ください。

質問ですが専業主婦から模型職人をされている方もいらっしゃるそうですが、そうした方々が仕事を受注する主な手段はホームページ立ち上げになるのでしょうか?
住宅の建築過程で考えると工務店が検討模型を使って打合せに利用したり、施主様が個人的に模型製作を依頼して仕様打合せなどに使うとこもあるかと思います。やはり営業して工務店と模型製作の契約をしてもらうのが一般的でしょうか?テコさんの周りの模型職人さんはどこかの模型製作会社に所属されているのでしょうか?

※新もけると談話室メンバーさんから許可を頂き質問文を転載しております

主に3つ知りたいようでした。それらについてお応えします。tecoの経験値によるものですので、他の方の記事と読み比べて活用して頂ければと思います。

ホームページは必要?

1つ目の質問についての結論は「どちらでもよい」です。

ただし、戦略としてSNSを使っているのであればホームページがなくても良いですし、SNSを使わず名刺代わり、あるいは写真集として活用したいとお考えでしたらあっても良いかもしれません。

サイト運営の経験上、アクセス数は20年前に比べて5分の1に激減している以上、”放置”しておいても依頼が来る時代はもう完全に終わっていることは明らかです。受注、依頼を受けるために作る手間をホームページに掛けるよりは、気軽に投稿できるSNSを活用した営業活動に力を入れたほうがはるかに良いと言えます。他にも文章が得意な方はブログ、動画が得意な方はYoutubeなど、ご自身にあった媒体を利用すると良いでしょう。

もしホームページを作るのであれば、ポータルサイトなど常に更新し続ける密度の濃く専門性の高いサイトを目指すことをお勧めします。

作るなら「ホームページの役割(コンセプト)を明確にしてから」ということになります。

工務店との契約は必要?

結論としては「どちらでもよい」です。

以前に比べて、一般からの問い合わせが増えている傾向があります。これまで時代の移り変わりとともに機能、性能、安全性、見た目のデザイン性が重視されてきました。それらがある程度満たされるようになった今、空間的な心地良さ、生活の豊かさに重きを置くようになったと言えます。CGやVRと遜色なく検討模型がより利用されるようになったと感じます。

模型製作には費用が掛かります。工務店側とお施主様とでどちらが負担する問題になることもあります。費用はお施主様の負担と決めている建築会社は模型会社をお施主様に紹介するパターンもあります。必ずしもそれがベストかというとそうは思いませんが。

その場合、「お施主様に紹介して頂けると嬉しいです」というつながり方もあり得ます。

ちなみに、tecoの場合はとても珍しい例として年間契約を複数社様と結んでいます。ただし、数年間の実績を基にこちらから提案することで成り立っています。素性の分からない取引先との突然の年契約は危険ですのでお勧めできません。

模型会社所属は必要?

いくつかの大手建築系企業に子会社や関連企業として模型製作会社があります。そこでは主婦やその他の方々がパートとして所属している例があります。推測の範囲になりますが、大抵が通信講座の卒業生や大学や専門学校のOBOGつながりです。また、そういった模型会社へ発注するのは大手ハウスメーカーやハウスメーカーとつながりの強い関連会社かと思われます。

ちょっと目線を変えてお話をします。tecoの場合、ほぼ9割がアトリエ(意匠・デザインが際立った)系の建築設計事務所の模型で、ハウスメーカーなどの量産化された住宅とはだいぶ違います。その場合、模型の窓1つ付けるにもその付け方にこだわりがある場合も多くあります。

そこで結論ですが、「どんな模型を作りたいかに寄る」が答えになります。

tecoのようにアトリエ系とお仕事がしたい方は模型会社に所属してもそのような模型(住宅は特に)はほとんどありません。自ずとフリーランス、個人事業主を選択することになります。

もちろん、所属していた方が安定的に収入が得られるという考えもあります。また、模型製作は副業・複業と捉える方も多くいらっしゃったり、所属して修行を重ねるといった考えをお持ちの方も多くいらっしゃいます。所属したほうが営業や管理の必要もなく楽かも知れません。しかしながら、副業・複業だからこその時間の自由度は大幅に削らざるを得なくなります

そう考えると、これから紹介するたった一つの営業ツールが今の時代にピッタリかと思われます。

模型スキルを売る方法

これから紹介する営業ツールは、今となっては珍しくないサービスです。皆さんご存じのココナラです。

実は一昔前まで「ココナラ」での出店はお勧めしていませんでした。理由は、価格破壊が起きていたからです。tecoが製作する住宅の白模型は、20,000円~50,000円です。ですが、5,000円前後が横行していて見るに堪えないものでした。最近では、ココナラでも20,000円前後で出店する方が増えていますし、スキルの高い方の作品も散見されます。

注意したいのは、どのようなグレードで受注するのか、依頼者に対してどこまで対応できるのか。出店している方々の詳細を研究してサービスを検討してみるのも良いかと思います。得意を生かして好きな時間に副業・複業できる「ココナラ」で初受注し依頼者に喜んでもらうことから始めてみてはいかがでしょうか

まとめ

これが今最も建築模型の受注に適した方法と言えます。調べてみると本業として活動している方も複数いらっしゃいますし、時代に合った働き方でもあります。なんと言っても始めやすく集客が楽というメリットもあります。個人的には「CrowdWorks」もお勧めしています。「ココナラ」より専門性が高い印象があり、高単価高案件に結びつく可能性がありますので他にも似たサービスを探してご自身にあった働き方をされると良いですよね。

ちなみに、tecoはこれらのサービスに登録していた過去はありますが、現在は受注しておりません。現在は紹介メインで活動しています。

住宅白模型職人teco

住宅白模型を製作する職人です。
建築模型つながりのコミュニティを形成し「新もけると談話室」でイベント企画・限定動画の公開・チャットなどをしています。