【商品開発担当者様】100均スチレンボードを1点改善すれば子供たちの夏休み工作がよりクリエイティブになる!という要望

テコにちは、管理人テコです。建築模型職人を20年やっています。

建築模型の作り方動画を共有する「もけると」には子供たち向け工作動画もいくつかあります。息子もたまに出演していたりするんですが・・・100円ショップのカラーボードってもっと何とかできないものか?こんな改善をしたら日本の子供たちの創作意欲も向上するはず・・・というお話をしたいと思います。勝手な意見ではありますが、ぜひお願いしますm(_ _)m

100均のカラーボード

建築模型の世界ではスチレンボードと言われる材料が主流です。メーカーは複数ありますけど、大体が以下の2社になります。

光栄堂 スチレンボード A3-5ミリ

光栄堂 スチレンボード A3-5ミリ

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それに対して100円ショップでみられるボードはカラーボードと呼ばれていますよね。白いものもあれば黒、木目、コルクまであります。「バリエーション豊富じゃん」って感じしますよね。

100均のカラーボード
100均のカラーボード

売れている理由

バリエーション豊富なカラーボード。とはいえ、これには大きな欠点があると思うんです。その欠点とは、

商品開発の時点でどんなことに使われるか的を絞っている

こと。企業ですから的を絞るのは当然ですし、だから売れるんだと思うんです。コルクボードはきっと写真とかをピン止めするパネルとか、ちょっとしたテーブルの上に置く下敷きとか。木の模様のボードは壁に貼って木目調にしたり木の箱っぽくBOXを作ったりとか。大体決まったパターンを想定して作られているから「木は木」「コルクはコルク」としてのインテリアツールになるわけです。

住宅模型も同じ。初めてのミーティングでフルカラーの完成模型を見せられたらどう思います?「こんな家になるんだなぁ・・・」と、もうデザインも間取りも想像の思考が停止して思い浮かばなくなってしまうことって多々あるんです。

売れている商品からこそ、日本の消費者の創造性はそこそこで止まってしまうという悲劇・・・が起きてやしないかなぁ、と勝手に想像しています。

なぜ厚みは5mmだけ?

ボードの厚みには全くバリエーションがないことにきっと多くの方が気づかれているはず。カラーボードの厚みを5mmにしているのは、

  • ある程度の強度が保てる
  • 1枚売りしやすい
  • 品質が気にならない
  • 量産しやすい

からじゃないかなって思います。

100均のカラーボードは5mm厚しかない
100均のカラーボードは5mm厚しかない

結果、建築模型に使われるスチレンボードの相場の3分の1以下に価格も抑えられているんですよね。それは消費者としては有り難いし、それこそ100均の価値な訳です。

白ボードだけでもお願いします!

とはいえ、5mmだけでは困ることもあります。「3mmだったら使えたのに」「1mmなら作りたいものがある」と、暮らしだけでなくアートにも役立てたい方にとっては5mm厚しかないカラーボードは「もうちょいなんだけどなぁ」という評価だったりします。

そこで、たった一つだけお願いしたいことがあるんです。

白のカラーボードだけでも厚みのバリエーションが欲しい

すべてのボードに厚みのバリエーションがあればみんな大喜びです。100均さん、ありがとう!と天を仰ぐでしょう。でもそんなに無理は言いません。せめて、白ボードだけでも1mm、2mm、3mmといった厚みを検討して頂けないでしょうか?

白はやっと紙質が良くなった?
白いカラーボードは紙質を良くしてくれた!

実は、白いカラーボードには以前から不満がありました。スチレンの質も悪いし表面の紙もツルツル&テカテカで色鉛筆できれいに絵も描けない。でも、その紙の質は改善してくれたんです。ならば、もう一歩踏み込んで、厚みにもチャレンジして欲しいんです。

なぜ白ボードだけ?

白っていろんな色の中でも唯一他の色を尊重する色だと思うんです。簡単に言うと、白いから自由な絵も柄もベタ塗も可能だってことです。だから、極端な話、木やコルクやその他の色は白ボードに貼ったり描いたりすれば良かったりするんです。白ボードの表面の紙が改善されたのはそんな要望があったからかもしれませんね。子供たちにもっと自由に絵を描いてもらいたいって。

そこまで改善が進んだら、やっぱり立体造形に対する改善もお考えいただきたくて。

1mm厚の白ボードが5mm厚と同じ縦横サイズで100円だったとします。それでも建築模型用のスチレンボードの価格の約2分の1なんです。だからってわけじゃないですけど、1mm~5mmまですべて1枚100円で販売されたって全然OKだと思うんです。

まとめ

来年の夏休みに100均から厚み5mm以外のカラーボードが販売されていたらメチャクチャ宣伝します!子供たちの創作意欲増し増しにします!もちろん、大人たちの家づくりにも、建築学生さんたちにもお勧めします。

なので、商品開発担当者様、ぜひ白いカラーボードだけでも厚みにバリエーションを加えてくださいませ。日本の子供たちのクリエイティブな未来のために、しがない模型職人からのお願いでございますm(_ _)m

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住宅白模型職人teco

住宅白模型を製作する職人です。
20年に渡って製作を重ね、全国的な住宅模型の認知度が分かりました。
東北に移住してきて自然の美しさに負けない素敵な居住空間づくりをサポートできたらと考えています。
とはいうものの、未だにご依頼地域は東北以外がほとんどです。もっと東北で白い検討模型を上手く活用して欲しいと願っています。

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