【家庭向けおすすめ】住宅模型を3Dプリンターで作るのも手!その使用方法は?

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管理人テコです(^-^)

朝の ニュース番組である高校の学園祭を特集していました。

Facebookが下火の中、人気が続いているインスタInstagram(インスタ映え)を全面に打ち出した展示ルームの壁面がカラフルに飾られていたのが印象的でした^^

進化し続ける3Dプリンター

そんな中、流石工業系の高校なだけあって3Dプリンターの実演もされていいました。ものづくりの新時代ですね。授業にも取り入れられて一般的になってきた3Dプリンターによる造形。


(サンプル模型:2011年)

2014年頃のことですが、テコも3Dプリンターは比較的身近にありました。といっても、所有していたのではなく、利用しに行ったり、知り合いに3Dプリントしてもらったりと、機械音痴な脳を無理に動かして苦しむような使い方はしていなかったんですが^^;。

当時、3Dプリンターの精度はそこそこでした。それよりも、ちゃんと材料がノズルから出てくるかどうかといったメンテナンスが当時は大変でした。もちろん今もですが。とはいえ、価格も下がり、精度も格段に向上した今の3Dプリンターは手軽なものになりつつあります。時代は進みますなぁ・・・

3Dプリンターが手づくりには及ばない理由

ところが、その3Dプリンターでできた住宅模型、とても精度も良くて表現力も出てきたのですが、追いつかない部分はまだ結構あるんです。

例えば1:微調整

皆さん勘違いされているのが、「機械が作ってくれるだけでしょ?」ということ。確かに、人が手を加えるところはあまりありません。ですが、「あまり」という部分が身近な機械ではまだできない部分なうえに面倒な作業だったりするんです。”バリ”を取ったり”ムラ”を整える必要があるんです。積層タイプのものは、形状を支えるための”支え=バリ”部分があるので、その部分を取り除いてきれいにするんですね。

例えば2:データ化

3Dデータがなくては機械も動きません。最近の一般3Dソフトは扱いが簡単でデータ変換も楽なようですが、やはり最終チェックは人の手だそうです。チェックを入れないと細すぎる手すりやシステム上無理な形状が変にプリントされるなどします。その一部を直すためにまた最初から全体プリントすることになることも。正常に打ち出し(印刷)できるかチェックしなければあり得ない3次元出力をすることもあるんですね。

例えば3:手作り感

どうしても機会が太刀打ちできない部分があります。人が作ったもののもつ手づくり感です。どんなに技術が進歩しても、心のどこかで手間暇掛けたものの価値を手作り感で感じるんでしょうか。同じものを何個もきれいに仕上げる機械とは違った、同じものでも1つ1つ何かが違う手作りに人は価値を感じるんですね。

3Dプリンターの最適な使い方


(ランシーの教会堂:2014年)

以前、教会堂の屋根だけを3Dプリンターで製作したことがありました。(建築ミュージアム/東京大学総合研究博物館小石川分館)波打つ屋根が難しく、3Dプリンターで出力しています。また、外壁の細かい模様はペーパークラフトなどを作る時に活躍するクラフトマシンで出力しています。当時は随分テコらしくない(普段機械を使わないので^^;)仕上がりになった逸品です。

3Dプリント専門の模型職人さんもいらっしゃいますが、もし、住宅模型で使いたいようでしたら全体を出力するのではなく、例えば、浴槽、トイレ、人型、車、キッチン、洗面台などのような備品を出力してストックしておくという使い方が良いかなと思います。

設備メーカーさんなどがCADデータを公開していたりします。似た形やサイズのデータをダウンロードして使う分にはとても役立つかもしれません。もちろん、全体をフルカラーで出力する3Dプリンターも良いですよね。本体価格がちょっと高そうですし材料費が掛かりそうですが^^;

もしかしたら、すでに日用品で打ち出したものがあるなんて方もいらっしゃるかも知れませんね。オンラインで注文できるサービスももう結構ありますし、スマホケースなんて以前からカッコいいものありました。

もっと凄いことができる時代なのかもしれません。テコももう時代遅れなのかもしれません。だから、手づくりを続けている訳ではないですけどね(^-^)


(ライオン「ガォ♪」)

このライオンは3Dプリンターではありません。オリジナルを彫刻のように彫ってシリコンで型を取っています。ローテクです^^

おすすめ家庭用3Dプリンター

最後に、テコがこれまでに見た3Dプリンターでお勧めしたいモノをいくつかご紹介します。2014年に見られたメーカーのものがあまり見られなくなったのは競合メーカーがかなり増えたからかと思います。コンパクトなものが増えました。

おすすめは「熱溶解積層方式」

3Dプリンタの方式は5つくらいあって、粉末の吹き付けだったり、液体だったり、積み重ねるものだったり。その中で最もお勧めできるのは家庭用として最も普及している積層タイプ。ノズルから出るフィラメント(材料)を積層していくプリンタです。価格も10万円を切るモノがかなりありますし、もっとも普及しているデータSTL対応でキャリブレーション(水平を出す)機能があるモノが良いです。

ダヴィンチシリーズ

最近最も良く見るXYZプリンティングのダヴィンチシリーズ。miniからproまで数種類が揃っています。価格もそれ相応。ただ、大きなデメリットが全面的な日本語対応ではないこと。それさえクリアすれば選択枠は大きく広がるのですが・・・。(カスタマーサポートは日本語対応のようです)

ニンジャ

国産メーカーが頑張って出した家庭用3Dプリンターです。手軽に始めるにはお勧めです。デメリットとしては、細かい精度が望めず小さいものしか打ち出せないこと。材料がPLA樹脂だけ。ただ、国産という点では安心感ありますよね。

家庭用3Dプリンター

2万円を切る驚異の高コスパ3Dプリンターです。ので、あくまでお楽しみですね。もちろん完全日本語対応^^

組み立て式 Ender-3 Pro

ちょっと癖モノの組み立て式3Dプリンター。手づくりが好きな人、機械いじり大好きな人にもってこいです。しかも低価格で大判印刷もできるので満足度は自分次第!国産組み立て式は探すと結構出てきますので探すだけでも楽しい。

まとめ

以上、住宅模型には「部分仕様」がオススメです。家庭用に1台導入して、日用品で壊れたものを再生させるようなことができるとこれからの暮らしにも重宝しそうです。

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